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| 総 括 |
このたびの中央支部発足における第1回研修会は、経営者を含めサービス提供責任者からケアマネジャーまでと、幅広い参加での開催となった。 現場における認知症ケアの問題点はひとつに『利用者情報の共有化』であると考えられる。多くの職種が1人の利用者に係る在宅ケアは、その利用者の1日を通した習慣やサイクルを情報として得ることが非常に困難である。柴田先生が運営される小規模多機能型居宅介護を例に、シートを活用した事例を踏まえて居宅サービスでの転用と活用方法についてレクチャー頂いた。 小規模多機能型居宅介護や施設サービスと異なり、その情報収集に困難である居宅サービスにおいては、ケアマネジャーの主催するサービス担当者会議または各サービス事業所でのケアカンファレンスでしか機会がないのが現状である。このシートを活用することにより、各サービスとの情報の共有、及び連携の構築をすることで、その人の暮らしを支える『一般的サービス』から『個別サービス』になることを目指す。 これからの在宅ケアは『地域』をキーワードに、社会資源の更なる活用が必要とであるとお話しがあった。柴田先生の運営される小規模多機能型居宅介護『ひつじ雲』では、人間的な繋がりが希薄になりつつある都市部において、定期的に食事会を開催した結果、近隣住民との交流が深まった事例を聞かせて頂いた。当然、山間町村と市街地では住民性や地域性等の問題もでてくるが、そこでの暮らしを支える地域の活動は、利用者自身の『暮らし』を活性化させることに繋がるとの内容であった。 『ひつじ雲』においてもシートの活用については開始したばかりで、試行錯誤を繰り返しているとのこと。認知症在宅ケアにおけるサービス事業者同士の連携の重要性を、あらためて強く認識させられた。 |
| 配布資料 |
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